20170407

ハイランド賛歌 豆知識


こんにちは。アンサンブルフォレストです。
春の長雨が続きますね。
すっかりお花見のタイミングを失ってしまった方も多いのではないでしょうか。

こんなお天気の週末は、音楽をかけながら家の中でのんびり過ごしたいですね。
今日はアンフォレから5月のコンサートに向けておすすめの曲を、豆知識とともにひとつ。
よければ、ゆっくり飲み物を片手に読んでみてくださいね。


《アンフォレ日記番外編〜おすすめの一曲》

「ハイランド・カテドラル」
https://youtu.be/KC9_0MXzcOw
80年代にドイツの作曲家が作った曲です。
スコットランドの伝統楽器、バグパイプがメインに使われています。
なんでもこの曲、歌手のマドンナが結婚式のマーチに使ったことで広く知られるようになったとか。

実はこちら、今度のコンサートで演奏する「ハイランド賛歌組曲」の元になった曲なんです。
「ハイランド賛歌」は2002年、フィリップ・スパークが金管バンドの委嘱で書き下ろした曲です。
吹奏楽版は原曲全7楽章のうち3楽章を抜き出して組曲にしています。
その曲中に登場するメインテーマが、まさに「ハイランド・カテドラル」の旋律そのものなのです。

壮大なスコットランドの山岳地方の情景と民謡をモチーフにした「ハイランド賛歌組曲」。
そこへオマージュ的に織り込まれた、スコットランドで親しまれてきた「ハイランド・カテドラル」の旋律。
本場のバグパイプの音色は、より一層その風景を鮮やかに脳裏に映し出してくれる気がしませんか?

今回実際には、バグパイプは登場しませんが、鬼才フィリップ・スパークが散りばめたハイランドのモチーフは、吹奏楽バージョンでも随所に光っています。
私たちも、それらひとつひとつを表現できるようにがんばっています!

そんな「ハイランド賛歌組曲」と「ハイランド・カテドラル」、
ちょっと予習をしてから来ると、聴き比べできて楽しいかもれません♪

吹奏楽響との合同「わきあいあいコンサート」は
天白文化小劇場にて
5/28(日) 14時開演です。
ぜひお越しください♪